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M-31 Bariton Edition 2018 商品説明


※Youtubeの字幕設定をONにして頂くと、日本語字幕が付くようになりました。ご覧下さい。
アンドレアス・シュルツ による、アクースティック・ギターレ Lakewood M-31 Bariton Editione 2018の解説
(00ʹ08ʺ)
今日は。アコースティック・ギターレ(Akustik Gitarre)の当番組へようこそ。
私は皆さんに、われわれの試奏コースで、全く特別な楽器をご紹介出来ることを再びうれしく思います。
我々は、2018年4月号のAKOUSTIK GITARRE誌面で、Lakewood Baritone ギターをM-31 Bariton Edition 2018“としてご紹介しました。
私はまず皆さんにそのギターについてちょっとお話しさせて頂き、その後、音楽の場面でいろいろの演奏テクニックを使った場合にどのように鳴るのかを、皆さんに聴いていただきます。


(00ʹ43ʺ)
M-31 Baritone Edition 2018,このギターはLakewoodの新しいアイデアで出来ました。
この会社は、そのWebsiteにとても良く出来たギター・デザイナーというプログラムを公開しており、それによって、誰でも自分のカスタム・モデルを、マウスをクリックしてゆくことで、画像でもって正確に生成することが出来ます。
そのギターを見て取ったうえで、実際に注文し、製作させることが出来るので、面白いですよ。
Lakewood社は、少数製作の新しいシリーズのギターを所謂“EDITION“ (エディション)としてリリースすることに決めています。そうゆう次第で、しばらくの間、M-31 Edition 2018と呼ぶ訳です。


(01ʹ29ʺ)
さて、M-31に戻りましょう。
このギター特徴は次の点にあります。Mの意味は、Lakewoodにあっては、中ほどの大きさのグランド・コンサートボディーの形のことです。この形状が、実際にバリトンギターに適応されたのです。
さて、低音弦からの迫力あるベースサウンドを聴衆に効果的に伝えるためには、普通には特別に大きなボディー必要だと考えるものです。それ故、大抵のバリトンギターはジャンボギターなのです。
ところが、まさしくここに中程度の大きさのボディーにカットアウェイまで実施したにもかかわらず、充分な低音の出力を効果的に出せるギターが出来たのですよ!
サウンドホールは、Lakewoodの一般のモデルにあっては伝統的にかなり大きめの直径なのですが、このモデルではわずかながら小さくなっています。ボディーの固有の音波振動がわずかながら小さいことを、この変更によって補正しているのです。


(02ʹ22ʺ)
このギターの様々な特徴をよく見てみましょう。
トップはAAA (トリプルA)のヨーロッパ・スプルース(松)です。サイド・バックはローズウッド(パリサンダー)です。
ここにバック・センターのインレイが施されています。これは明るい色のメープルのアプリケーションと細切りにされたマホガニーで出来ています。同様のメープル・マホガニーの組み合わせで、バックとトップ両方のバインディングが施してあります。
ネックは再びマホガニーです。ローズウッドが、サウンドホール・ロゼットに使われており、ヘッドストックの表側にもその薄板が張り付けられています。そこにLakewoodのロゴマークがインレイされています。
糸巻きは、クロームメッキされたシャラー社のもので、そのペグはローズウッドです。更なる木工芸は、ブリッジと指板にエボニー(黒檀)が使われていることです。


(03ʹ20ʺ)
さて弦の張り具合全体を見てみましょう。
弦は、当然ですが、ここのブリッジピンでしっかり止められています。
骨製のサドルから骨製のナットまで、更にマシーンヘッドまでご覧ください。
他になにか伝える事があったかな。多分小さな、特別なデザインがしてあります。皆さんがこの動画で見ることが出来るか私には判りませんが、指板の表側のここにドット(点)のようなインレイがあります。
指板の側面にも同じ大きさの点のようなインレイが施されています。私はそれがとても控えめですが、同時にエレガントに感じられます。


(04ʹ00ʺ)
Lakewoodに特徴的なのは、ネックが広めになっていることです。
この場所のサドル幅は、46 mmです。これは、フィンガースタイルの演奏にとって全く適切なものです。それで、指が押弦するのに十分なスペースがあり、必要でない隣の弦にうっかりと触らないようにしてくれます。
そこでバリトンギターは、低音弦のビビリを避けるため、アクション(弦高)が少し大きいのです。
バリトンギターが手元にない場合や、それ程正確に判っていない場合には、バリトンギターは通常の6弦ギターより4度下の調弦であること、すなわち、最低音をBとし、B-E-A-D-F#-Bに調弦すると理解してください。
二三の仲間には、もっと低音を得るために、開放弦でAから始めることがあり、その場合の弦の張力は緩くなります。


(04ʹ50ʺ)
このM-31 Baritoneについて例えばもう少し知っておくべきことは、バリトンギターの弦長が普通のギターの弦長(65 cm)よりわずかばかり長いということです。このギターは、弦長68 cmで、それはサドルからナットまでの長さです。この長さの弦が振動します。68 cmはバリトンギターとしては、しかしながら相対的には短いと言えるでしょう。
私は、既に 72 cmの弦長のバリトンギターを別に所有しています。それはボディーにつながるネックがより長いもので、左腕を少なからず伸ばさなければなりません。他方、M-31の場合68 cm の弦長と14フレットでのネックとボディーの接合は、押弦も簡単で演奏を快適にしてくれます。すなわち、二三分もすれば、演奏者はギターの外観や、ギターに接触した感じの為、このギターがバリトンギターであることを忘れてしまい、ただひたすらに美しく深い音色に自然に没入していきます。


(05ʹ52ʺ)
このギターは、ピックアップ・システム を装備しています。L.R.baggs のAnthem Systemがそれです。それは、ツーウェイ・システムで、ひとつはサドルの下にあり、もう一つはボディーの中のマイクです。サウンドホールのこの上面にコントロールが付いており、ボリューム、トーン、フェーズの調整、またLED ランプでバッテリーのチェックが出来ます。


(06ʹ22ʺ)
Lakewood は最近、ストラップピンとピックアップ・プリアンプシステムの出力ジャックを別々に装着しました。
またオプションとして、精密なストラップピンがあり、シャラーのS-Locks や少し古いSecurity Locksなどですが、ギターが手からの落下するのを防いでくれます。またジャックはたんなる単なる出力部であり、別段の機能はありません。ここは全く平坦にボディにマウントしてあるだけです。


(06ʹ59ʺ)
さあ、これがLakewood M31 Bartone Guitar Edition 2018のファクトでした。
素敵なギターです。スーパーレベルの出来栄えです。絶対にがっかりさせません。
さて、当然あなたはこのギターは良いサウンドですかと質問するでしょうね。その答えをこのビデオで、いろいろな演奏テクニックでお見せしましょう。お楽しみください。